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■構造設計者のための技術情報


接合部の検討が必要な計算ルート

2010年3月
関連製品名:BUILD.一貫IV+


Q.

接合部の検討が必要となる計算ルートを教えて下さい。



A.

【RC造の場合】

○ルート1からルート2-2
このルートの強度型の建物では、一次設計での検討は不要です。検討を行う場合は、一次設計でよく、「RC基準(1999年版)15条4項(2)」に従って算定してよい事となっています。(「2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書」P647参照)

○ルート2-3とルート3
終局時に破壊しない事が確かめられれば一次設計での検討は不要です。(「 2007年版建築物の構造関係技術基準解説書」P371参照)終局強度は、「鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説」による検討が推奨されています。


【S造の場合】

○ルート1
柱梁接合部(仕口部、継手部)の検討は義務付けられていません。(「2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書」P316参照)

○ルート1-2とルート2
柱梁接合部(仕口部、継手部)は保有耐力接合とする必要があります。(「2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書」P317参照)

○ルート3
部材種別として、種別A〜Cは保有耐力接合が条件です。その他は種別Dとなり、これらはDsで評価されます。 (「2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書」P331参照)


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